Skypeを使ったビデオ会議の手順書
1.Skypeをインストールする
2.ハードウェアを準備する
3.サウンドテストを実行する
4.連絡先のグループを作ってグループを会議に招待する方法
4.1. 会議を準備する
4.2. グループを作成する
4.3. 会議を開始する
4.5. プレゼンテーションを開始する
4.6. プレゼンテーションを終了する
4.7. 参加者が途中で退席する場合
4.8. 会議を終了する
4.9.Skype会議を終了する
4.10.Skypeをサインアウトする
5. グループを作らないで複数メンバーと会議を行う方法
参考
トラブルシューティング
Skypeを使ったビデオ会議の手順書
作成者:3M悠々クラブWebチーム 発行日:2020/4/10 連絡先: yasuda@ab.cyberhome.ne.jp
筆者注:Skypeのマニュアルはネット上に、本家のマニュアル、各サービス会社のマニュアル、個人が作ったマニュアルなどいろいろありますが、Skypeの度重なるバージョンアップにより、仕様が変遷し、これぞというのがなかなか見つかりません。そこで一応現時点で最新バージョンとみなされるものをベースに作って見ました。
1.Skypeのインストール(全員)
Windows10には標準でインストール済みです 注:検索窓にSkypeと入力し検索結果にSkypeのアイコンが表示されればインストール済みの証拠です デスクトップやスタートメニュー、タスクバーにアイコンを登録して置くと素早く起動できます 「Webで検索」などの表示が出た場合はインストールができていない可能性があります インストールされていない人はMicrosoft Storeからインストールできます このときMicrosoftアカウントが必要になるのであらかじめ登録しておく必要があります Skypeの最新バージョンは 8.58.0.98 (Skypeの「設定」―「ヘルプとフィードバック」で確認できる) 最新バージョンに更新するには:https://www.skype.com/ja/get-skype/ からダウンロードしてインストールできます 注:Skypeの最新バージョンでは最大50人まで参加可能という触れ込みだが、個々の家庭内無線LAN回線状況、インターネット回線への接続速度、インターネット内の時間帯による込み具合などにより10人程度が限界かと思われます
2.ハードウェアの準備(全員)
パソコンにカメラ、マイク、スピーカー内蔵されている人は不要です 内蔵されていない人は内臓マイク付きWebカメラ、Webカメラと外付けマイク、外付けスピーカー(ヘッドセットでも良い)などを別途用意します
3.サウンドテスト(全員)
Windows10のSkypeを立ち上げて、「連絡先」アイコンをクリックして、そのリストの Echo/Sound Test Service を選んで、通話ボタン(電話の受話器アイコンを)クリックすると、Microsoftのコンピュータ相手にテストをすることができます。具体的には、自分が話した言葉が、返ってきます。 その調子で、機器のチェックが出来ます。これがOKならば音声関係の設定が完了です。 NGの場合はトラブルシューティングを参照してください。
グループ会議のやり方は2種類ある
- A. 連絡先のグループを作ってグループを会議に招待する方法
- B. 個人の連絡先を次々に会議に招待する方法
4.連絡先のグループを作ってグループを会議に招待する方法
主催者 | 参加者 |
4.1. 会議の準備 *以下の手順は最初の1回だけ必要です ・それぞれがSkypeを起動しサインインする(Skypeがインストールされていることが前提) ・自分のSkypeアカウント(サインイン名、Skype名、プロフィール(顔写真など好きな写真)を登録する *サインイン名が後の連絡先名となります。既定値はMicrosoftアカウント名です *Skype名は自動的に設定されます。(Skype名も連絡先に使えます) ・会議の主催者を決める(会議に先立ち誰が主催者になるか決めておきます) |
・自分の連絡先またはSkype名を参加者にメールで送る ・参加者の連絡先をSkypeに登録する ・グループを作成しその中に参加者の連絡先を追加する | ・自分の連絡先またはSkype名を主催者に送る ・主催者の連絡先をSkypeに登録する |
4.2. グループの作り方 以下の手順は主催者が行う 1. チャットを右クリック(選択)(図1) 2. +チャットを右クリック(図1) 3. 新しいグループチャットを選択 (図1) 4. グループの名前(4.1)やプロフィール写真(4.2)を追加する (後で変更できます)(図2) 5. 右矢印クリック(図2) 6. 連絡先一覧からメンバーを選択する(図3) 6.1連絡先一覧から選択ボックスをクリックして選択 または 6.2 検索窓に連絡先を入力して選択する 7. 完了ボタンを押す(図3) 後からメンバーを追加、削除することもできる 8. グループ名をメンバーに連絡する | |
4.3. 会議の開始 ・通話ボタンをクリックする(下図参照) ・一覧から会議を行う連絡先「Web会議」を選択し、ビデオ通話ボタン(ビデオカメラのアイコン)(下図参照)をクリックすると、通知が参加者に送られる。(呼び出しの段階) 参加者がこれに答えて通話を開始するとSkype画面に自分と参加メンバーの顔写真または名前が表示されます | 4.3. 会議の開始 ・主催者が参加者を呼び出した後で以下の操作を行います ・通話ボタンをクリックする(下図参照) ・一覧の会議を行う連絡先「Web会議」を選択し、ビデオ通話ボタン(ビデオカメラのアイコン)、ビデオ通話が開始されます ・通話ボタン(受話器のアイコン)をクリックすると音声会議が開始されます ・Skype画面に自分と参加メンバーの顔写真または名前が表示されます |
・ビデオ通話を行う場合はSkype画面でビデオボタンがオンになっていることを確認する。 ・発言する場合は通話ボタンがオンになっていることを確認して発言する。 4.5. プレゼンテーションを開始する ・共有ボタン(フォルダーのアイコン)をクリックする(ビデオ通話はオンにして置く) ・「画面共有」をクリックする ・プレゼンテーションを行う(通話ボタンをオンにして置く) 4.6. プレゼンテーションを終了する ・共有ボタン(フォルダーのアイコン)をクリックする ・「画面共有停止する」をクリックする |
| 4.7. 参加者が途中で退席する場合 ・退席する旨を表明し通話中止ボタンをクリックする |
4.8. 会議を終了する ・主催者が会議終了を宣言する | |
4.9.Skype会議を終了する ・通話中止ボタンをクリックする 4.10.Skypeをサインアウトする ・設定―サインアウトで「はい」を選択する 注:Skype画面右上のXボタンを押してもサインアウトはされません ・サインアウト後Skype画面右上のXボタンを押してSkypeを終了する |
グループを作らないで複数メンバーと会議を行う方法
主催者が他のメンバーを一人招待する まず誰か1人に通話を行います 相手が招待を受け入れる 呼び出した人の連絡先を選択し通話ボタンをクリックする 一人との通話開始が完了 通話が開始されたら、画面右上部分の「人と+」のボタンをクリックします 連絡先の一覧が表示されますので、追加する人を複数(もしくは単独を)選択し、追加をクリックします これで、相手が通話に応答すればグループ通話が開始されます 会議のやり方は上記「4.連絡先のグループを作ってグループを会議に招待する方法」4.4以降と同じ手順となります
参考
一覧画面のメニューについて 「チャット」、「通知」、「連絡先」について説明します 「チャット」をクリック 一覧画面にチャットと通話の履歴(最新チャット内容、時間)が表示される Skype画面に選択された連絡先とのチャットの履歴が表示される
「通話」をクリック 一覧画面に通話の履歴(連絡先、時間)が表示される Skype画面に選択された連絡先とのチャットと通話履歴が表示される
「連絡先」をクリック 一覧画面に連絡先が表示される。但し、グループ連絡先は表示されません Skype画面に選択された連絡先とのチャットと通話履歴が表示される
トラブルシューティング
症状:Skype画面に自分の画像が映らない。ビデオ通話のボタンが選べないまたは表示されない 原因:ビデオカメラがセットされていない。または故障している。カメラがWindows10に対応していない 処置:確認のためWeb カメラまたはカメラを開くには、[スタート] ボタンを選び、アプリの一覧から [カメラ] を選択します。 カメラアプリ画面に自分の画像が写ればOK。他のアプリ内でカメラを使用する場合は、[スタート] ボタンを選び、[設定] 、[プライバシー]、[カメラ] の順に選択して、[アプリがカメラを使うことを許可する] をオンにします。 デスクトップアプリがカメラにアクセスできるようにするがONになっていること。一覧に表示されているアプリの中でSkypeが有効になっていること確認する。それでもダメな場合は別の外付けWebカメラを準備する。
症状:サウンドテストがNG。マイクの音が出ない。通話ボタンが選べないまたは表示されない 原因:マイクがセットされていない。故障している。マイクがWindows10に対応していない 処置:カメラ内臓Web カメラまたは外付けマイク、ヘッドセットを準備する [設定]、[サウンド]、[入力デバイスを選択してください]で正しいマイクを選択する
症状:サウンドテストがNG。自分の声がスピーカーから聞こえない。 原因:スピーカーがセットされていない。 処置:ヘッドセット、外付けスピーカーを準備する 処置:[設定]、[サウンド]、[出力デバイスを選択してください]で音声を出力するデバイスを選択する
症状:相手に自分の声が聞こえない 原因:サウンドの設定が間違っている。外付けディスプレイ(テレビ)のスピーカーを使っている 処置:[設定]、[サウンド]、[出力デバイスを選択してください]で音声を出力するデバイスを選択する